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小澤茂男はいよいよ定年を迎えます。定年を迎えるまで紆余曲折の人生でしたが、こうして健康体で仕事が全うできるのは大変ありがたいことだと感じていました。定年の日を心待ちにしており、定年1年前からはあと何日とカウントダウンする日々が続いていました。そしていよいよ定年の日。花束を渡せれ、無事会社を卒業することができました。
定年後やりたいことはごまんとありました。まずは妻との旅行です。海外旅行についてはたまに行っていましたが、休みが思うように取れず、長期旅行は行ったことがありませんでした。小澤茂男が長期の休暇あるいはリタイアしてから行ってみたかった地がペルーの「マチュピチュ」です。英語についてはリタイアしてから海外に住むといった目標を持っていたのですが、ある程度勉強していました。そのためそこまで言葉に困ることはないだろうと考えていたわけです。
せっかくなら南米をめぐってみたいといった気持ちになり、妻に相談したいところ妻は快く賛成してくれ、計画を立てるのを手伝ってくれました。いろいろ調べてみると、それこそ年金で現地で旅行しつつ旅を楽しめるくらいの金額であることがわかりました。

まずはチケットですが、半年オープンのものを買おうという話になりました。ひとまずアメリカまでのチケットを購入し、その後は片道づつ買おうという話になりました。まず真っ先に行ってみたかったのが、ペルーです。マチュピチュを1度は見てみたいと考えていました。マチュピチュですが、妻もあこがれていたため、大変乗り気でした。ただし問題は1つ、標高が高いため高山病にならないかといったことでした。幸い日程に余裕があったため、少しずつ高度が高いところへ移動しつつマチュピチュに向かうことにしました。
アメリカからはまずペルーの首都リマへ向かいました。リマは治安が心配ではあったのですが、以外と観光客も多くまた街が綺麗なのが印象的でした。スペイン領だったこともあり、建物がスペイン風でした。町を見ているだけでも満足度が高く、イメージしていた南米とはちょっと異なっていました。
リマでは5泊ほど滞在することにしました。リタイアした私にとって時間は気にすることはありません。それこそ資金が続けばずっと旅をしていてもいいわけです。
リマに着くまで約1日がかりだったので、移動がとても疲れました。それ以外はいたって順調でした。さすが地球の反対側だなと実感しつつも、旅を楽しむことにしました。

リマでの食事は中華やペルー料理などさまざまなものを食べたそうです。ケンタッキーもあり、ファーストフードについても充実している様子でした。
リマの日々も毎日が充実していて、とても楽しいものでした。こんなに毎日が楽しくていいのかと思うほど充実していたといいます。周辺の観光地についても地球の歩き方をもとに自力で回る練習をしてみたそうです。地球の歩き方にしたがっていけば、2人でも問題なく観光できることがわかりました。
小澤茂男はこのままリアに定住したいと思ったほど、気に入ったそうです。それだけ充実した旅だったことが伺えます。その後少しずつマチュピチュから1番近い都市、クスコに移動し始めていきました。クスコへいきなり飛行機で行くことも考えたのですがそれこそ標高が高いことから、少しずつの移動にしました。そのせいか、2人とも体調を崩すことなく快適に旅をすることが出来たといいます。
こうしていよいよクスコ入りを果たしました。クスコについては朝夕の温暖の差が激しく、リマとは全く気候が異なっていました。坂道については特にちょっと歩くとけっこう息があがるので、標高が高いのだなといった実感がわいてきたといいます。
クスコについてはとても綺麗な町で、教会など観光名所も見学したそうです。すばらしいスポットの数々に感動の連続だったといいます。

小澤茂男はマチュピチュにも自分たちで電車のチケットを購入していけることを知りました。せっかくなら自力で行ってみようと駅に行ってチケットを予約し、購入したそうです。チケットの購入もそんなに難しいことはなくスムーズに購入できたといいます。
こうしていよいよマチュピチュ入りする日が近づいてきました。マチュピチュでは2・3泊しようと計画し、妻ともども楽しみにしていました。
朝早く電車は出発することから、前日は早々に眠りについた夫妻。よく朝早々に駅に向かいました。
小澤茂男はマチュピチュ行きの電車に乗り込みました。マチュピチュの電車は平日にも関わらず、混雑していました。また日本からの団体客らしき人もいたそうです。
はるか山のふもとにあるマチュピチュを思いつつ、電車で朝食のサンドイッチを食べ気分は最高潮でした。天気もよくきっと最高の日になるだろうといった予感が2人のテンションを最高潮にしたといいます。
妻と一緒にマチュピチュに来られたこと、またこうした旅行が実現できたことが何よりの喜びだと語っています。

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